食べる意欲を育む離乳食・幼児食

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メモと資料コピーです。根拠となる書籍を知っていただきたくて。

お久しぶりです。
新年度スタートしましたね。
桜も今年は気候に守られて
長く楽しめそうです。
ゆっくり季節を楽しみましょう。

さて、今日は7組のご家族にご参加いただいて
久しぶりに交流会を開催いたしましたよ。
タイトルは表題の通り。
常日頃皆様とお話するなか
離乳食の悩みの深さ・多さにわが身を思いだし
さらにはここ最近の潮流を皆様に伺い
何か核となる考え方がないものかと
今回主題にしていただいた次第です。

離乳食をいつ始めるべきか
という議論については
藤谷宏子先生の方から次のようなお話がありました。
「生後6か月頃、赤ちゃんが家族の食事を見て
よだれが出てきたり、口をもぐもぐさせるなど
食べたいサインが出てきたら開始の合図です。」

母乳の分泌量や、お子の体の変化
栄養状態など
全ての要素において
6か月頃がベストなタイミングであることを
個体差を考慮しつつ
大きく集約できたなと思います。

参加者の皆様からは
食べてくれないのはどうして?
食べ過ぎではないかしら?
つかみ食べをさせてみてもうまくいかない
好き嫌いがひどすぎてどうしたらいいかわからない
などなど

やはりこの時期の食にまつわる悩みが深く大きいと感じました。
藤谷クリニックでは定期的に保護者交流会を開催しつつ
月に一度の栄養相談でもお一人お一人に寄り添い
お話を伺うようにしております。
今回の概要をご参考に
うちの場合はどうしよう、と
お気軽にご予約下さいね。

結びに
今日ご参加くださった皆様にお礼申し上げます。
そして、当方今日は写真を撮影し忘れ
会場の様子を
お伝えしきれなかったことをお詫び申し上げます。

以下は、当日のメモです。ご一読ください。

食べる意欲を育む離乳食、幼児食
≪はじめに≫
・多くの方が悩んでいる。一人ではない「食べない」「食べすぎる」「これでよいのか」
・食体験が後々まで影を落とす事実(過食・拒食・コミュニケーション障害・好嫌い・生活習慣病)

≪離乳食の開始時期について≫
・いつがよいか
①4か月以降なら可能 果汁やお茶は不要☞栄養価的・心身の発達のために乳汁・ミルクを優先
②6か月には開始を☞母乳分泌・児の消化管発達・脳の発達いずれにおいても重要な時点
・どう食べるか
1回☞2回☞3回☞4回☞5回・・・母乳&抱っこしてミルクは「よりどころ」

・何を食べるか/進める順番とその根拠
①でんぷん・・・唾液腺発達を促す
②緑黄色野菜・・・ビタミン・ミネラル摂取と消化管発達を促す
③蛋白質(植物☞動物)・・・発育に不可欠・鉄の欠乏を防ぐ
④脂質・・・吸収・分解能

・どう食べるか/五感を育む食事;手づかみ・色・香・音・テクスチャー・環境・胃袋を育てる空気

≪幼児期にも通じる食の関わり≫
食べないときには
・形状を見直す☞とろみをつける・繊維を切る
・体調を観察する☞よく動く 笑うなら大丈夫
・外に遊びに行く・・・全身動かし新鮮な空気を取り込む/笑う 
良く食べるときには
・食べている中身を確認・・・偏っていないか?
・どんどん体を動かす・・・才能を伸ばす
やってはいけないこと
・強いること・食べさせないこと・単純糖質ばかり与えること
やってほしいこと
・観察・一緒に食べる・大人が食を楽しむ姿を見せる ・台所はスタジアム 食卓は人生の楽園
美味しさ一工夫
・旬を知る 意識する・だし(複数の野菜/昆布/かつおだし☞削り粉だし)
・下処理の工夫 
①酒・みりんの使い方
②振り塩 肉と魚の違い
③霜ふり
④青菜に油一滴

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再開。交流会。~「小麦アレルギー対応」と「経口免疫療法」について。

さてさて、藤谷クリニックに通院されている皆様にはもうおなじみかもしれません。
アレルギーを持つお子を育てる保護者さん。
その多くはママなので“アレルギーっ子ママの交流会”、として
クリニックの待合を会場に、これまで2か月に一度程度、開催されてきました。
haru(^_^;慣れてくださいませね、管理栄養士の呼び名です)が皆様と
お会いするようになって5か月。
「だいぶ慣れたみたいだからね♪」と宏子先生の明るい音頭とりで、この交流会、再開することになり
本日が栄えある第一回めでした。
この会に以前から参加され、幼稚園や小学校にお子が通われているママさんたちや、
今回が初めての一歳~二歳のお子のママさんたちが集まってくださいましたよ。

内容は・・・まずは先日栃木にて小児アレルギー学会に参加されたばかりの宏子先生からの最新情報。
先日センセーショナルに報道された経口免疫療法による重篤な副作用例について詳細なご報告をくださいました。
先生によると、経口免疫療法は 急速法と緩徐法の2種類があり いずれもまだ研究段階で専門機関での臨床研究として行われているとのこと。今回の事故についても原因ははっきりしないため今後の検討なども必要であるとのことでした。また、誤食によっても重篤な副作用が出ているので、誤食には十分注意することが大切。アレルゲン食品を負荷テスト後に閾値内で少しずつ摂取する食事療法はすすめられていますが、気管支喘息や感染症などのコントロールが重要で、何時でも摂取する方の体調には十分気を付けることが大切であるとのこと、体調不良時にはこの治療は中止しした方がいいことを説明くださいました。
医師の指示のもとにアレルギー解除をすすめていかれる際にも、ご参考になさってください。

お話ししてたらお子たちが探検始めてます。

もうひとつのテーマは、小麦アレルギーについて、でした。
小麦は米に次ぐ日本人の主食として今や麺類、パン類はもちろんのこと、餃子の皮にルーや麩、加工食品のつなぎなどなど、さまざまな食品に含まれています。
食品だけではなく、幼児期によく用いられる粘土も小麦粘土が多用されますし、石鹸に含まれるなどで経皮(皮膚を通じて)的に体内に入っていくことも多いようです。
どのご家庭でもあるものでもあり、アナフィラキシーを起こしやすいアレルゲンでもあり、粉末だから飛散するし、とにかく小麦は大変です(>_<)との宏子先生のお言葉に、参加者の皆さん大きくうなずいておられます。日々ご苦労なさっていることをひしひしと感じた瞬間でした。

先生とゆっくりお話し、お久しぶりでしょうか。小さなお子も続々参入中。

小さなお子が初めましてで多かったのも再開初回ならではのこと。
よちよち歩きを始めたお子たちが、最初は泣いたり眠そうにしていたのに
そのうち場所に慣れてあちこち探検して回る様子もかわいらしかったです(^○^)
みんなまた遊びに来て。お友だちになって一緒におおきくなっていこうね。
ママたちも先輩ママにいろいろ教えてもらったり、
同じ月齢のお子を抱えるママ同士お話しにきてくださいな。
haruもアレルギーのお悩みを皆さんにうかがい、教えてもらうことの方がまだまだ多そうですが、
お子の成長ご一緒に見守っていきたく思っています。
写真は、ほぼ散会の頃になって、半分ほどお帰りになってからあわてて撮ったものなのです(>_<)
ごめんなさい。
宏子先生、スタッフの皆様、ありがとうございました。

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ほんとはこの倍のご参加でした。

初めまして。

こんにちは(^.^)
藤谷クリニックにお邪魔している
管理栄養士、清水春恵と申します。haru と呼んでくださいませ。
中2と小6の娘っ子と、昨年からは2歳のこれまた女の子犬の母をしています。
今年6月から、
藤谷クリニックに通われている患者さんやそのご家族への
食事相談を受け持たせていただいています。
トシはとってても栄養士歴12年。
この間ずっと大人の方の食事相談や講師を勤めておりますので
前任の方から引き継いで、アレルギーをはじめとする小児科での食事相談は今回初めてです。
日々お子のお食事やアレルギーと向き合っておられるご家族にとって 
はなはだ頼りなく映るかも(>_<)

でも、食の大切さや 心や体との関わりを考えて、その方その方に必要な知識や情報をお伝えする
管理栄養士としての役割は、どの世代やお立場の方にとっても変わらないことを、
この数か月患者様やご家族に向き合い、思いを新たにしておるところです。
お一人でも多くの方と、お食事のこと、子育てのこと、ご家族のこと、などなど
お話しうかがわせていただきたく思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
haru