備えあれば〜エピペン講習やってます。

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こんにちは。
6月の声を聞き
近畿もそろそろ梅雨入り
というころ。
いかがお過ごしでしょうか。
先日、藤谷クリニックで
定期的に開催されている
エピペン講習会に参加しました。
ご参加の保護者さんとの会話や
先生からのお話から
色々な学びを得ましたので
記録しておこうと思います。

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食物アレルギーのあるお子さんが
丁寧にアレルゲンとなる食品を避けたり
指定された量を守って食べていても
誤って口にしてしまう(誤食)ことがあります。
アレルギー症状は軽いものなら
皮膚の発疹、蕁麻疹や
かゆみなどとなりますが
この反応が全身のいろいろな臓器でおこって重症になることがあります。
例えば、気管に起こって
呼吸困難となったり
消化管に起こって
腹痛や下痢やおう吐を繰り返すなど
重篤な症状を示す場合もあります。

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このようなアナフィラキシーが出現した時は救急病院への搬送も必要ですが、
その前に、生命にもかかわるため躊躇せずに、アドレナリン(エピペン)を大腿部に施注して一時的に血圧を上げ、 症状を収めねばなりません。

医療機関ではアドレナリンを体重あたり計算して筋肉注射しますが、家庭など医療機関以外の場所ではエピペンという注射を使用します。
これは1回分の接種量が入れられており、接種後は針がカバーされて事故が起こらない様に作られています。

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講習会では、アナフィラキシーについて
どのような症状かなどを
藤谷宏子先生からお話をいただき
実際に練習用のエピペントレーナーを使用してお子さんの大腿部を模した人形を使って参加者が順に使い方を実習させてもらいます。
練習用トレーナーでは、打つ部位の確認や、打つ時の呼びかけ、
打ちやすい態勢などを経験し、
次に使用期限切れの本物のエピペンで、実際に打つ感覚を体験しました。
本物は、針の圧が強く、
しっかり押し当てておかないと
跳ね返ってきそうな重みがありました。

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アナフィラキシーは
一度エピペンで症状から回復しても重症の場合は
二度、三度と
繰り返して起こりうるそうです。
ですから、
重症のアレルギー患者さんは2本持っていることもあります。
アナフィラキシーが起こった時は
アドレナリンの筋肉注射が第一選択ですが、
他に処方を受けている
抗ヒスタミン薬なども飲ませることで
蕁麻疹や掻痒感などの症状を緩和します。
また、グルココルチコイド(ステロイド)は
繰り返しアナフィラキシーに陥ることを予防すると言われています。
それから、エピペンを打つ前に
救急車を呼ぶ連絡も必要です。
その際に
住所や症状などに合わせ
今から、エピペンを打つことも伝えることが大切です。

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お子さんが
アナフィラキシーショック症状に陥っている時でも
気を失っているようでも体に手を添えて注射する前には
必ず声をかけてあげること
「今から注射するから、すぐ治るよ、
大丈夫だよ」
など。
保護者の皆さん
お子さんのために
真剣そのものです。

藤谷クリニックでは
定期的に講習会を開催し
アレルギーのあるお子さんを持つ
保護者の皆様のご不安や疑問の解消に
お役にたてることを目指しています。

ひとしきり練習し
疑問点を気兼ねなく質問されたおかげか
最初戸惑いがちだった参加者の皆さんも
心構えを新たにされたご様子でした。

「アナフィラキシー
一番いいのは起こさないこと
だけど、起きてしまったときに
落ち着いて、対処できるように
練習しておきましょうね。」
藤谷宏子先生のコメントに
ご参加の皆様
「やっておくのとやっておかないのとでは
大違いですよね」
などと感想を述べられ、
大きくうなずいておられるのが印象的でした。
皆さんも、機会を見つけられ
ご参加になってくださいね。

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