アレルギー · 栄養情報

鉄に亜鉛に・・・体の磁石を育てよう。

土の恵み。

こんにちは。ひと月早いですね。

先週もクリニックにお邪魔して、

月に一度お話伺う機会いただいてきました。

第三水曜日が近づくと、

今月はどんな方のお話うかがえるかと

楽しみにしながら、藤谷先生とお電話で打ち合わせています。

お話を伺うのはアレルギーに対応したお子さんの食、

または成人の方の栄養調整食が多いのですが

母乳を飲ませておられるお母さんたちの食も

最近特に気になるところです。

鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン。

栄養素の中でも微量元素、と呼ばれる

わずかずつだけど必ず体の機構に必要なミネラルたちです。

私たち人間も骨や筋肉、内臓様々な場所に分布するのと同じく

食品は肉類や魚の身の部分に含まれるものや

緑黄色野菜、海藻類、キノコ、果物類の皮の部分にあるなど

いろんな食品に含まれます。

すし飯に、たらこや雑魚と豆苗を和えたものをちらして簡単ちらし寿司。

また、消化過程で他の食品や消化液の影響を受け

吸収されやすい状態に変化します。

いろいろな食品を取り合わせて摂ることが大事なのは

このあたりに所以があるわけです。

離乳食の開始は5か月~6か月とされていますが

これらのミネラル類の中でも特に多く必要な鉄を

赤ちゃんがお母さんの体からお弁当のようにもらって出て来た後

少しずつ小出しに使い、そろそろ備蓄が底をつく頃と一致します。

生まれ落ちたときは、未熟な胃腸しかなく、

歯も噛む力も成長過程にあるため

ほとんど鉄を含まない母乳やミルクで

体を大きく成長させるうち

腸も発育し、他のミネラル類を吸収する力を持てるまでになるのが

ちょうど離乳食開始の頃なのです。

玉ねぎスライスとアスパラガスを載せてトーストし、あみえびにチーズをのせて再度トースターへ。

ミネラル不足、待ったなし。

なので、

主食であるおかゆで固形物を「食べる」ことに出逢ってから

そう間をあけずに、人参、かぼちゃ、ほうれん草、といった

色の濃い野菜のわずかな鉄分もさることながら、

白身の魚から、しらすにサワラや鮭などの魚、

卵の黄身や、大豆、脂身の少ない肉、といった

たんぱく質を順に試していき、

少しでも鉄分をはじめとするミネラルを摂れるよう

赤ちゃんの腸と食の世界を広げていく作業。

それが離乳食というわけです。

赤い季節がやってくる。

少し前までは、卵は後回しとされていたのが

アレルギーの有無を確認しながら

食べられるのであれば早めに取り入れていくほうが

ミネラル不足、あるいは腸の発達不足による

アレルギー反応を減らすのに有効であることがわかったため

離乳食食べさせ始めの固ゆで卵の黄身の優先順位が早くなっています。

くぎの代わりに使える鉄球も売られています。

食品の中にわずかずつ含まれるミネラルを

砂鉄を集める磁石のように、丹念に見つけて取り込んでいく力は

腸の壁に仕込まれていますので、

この「磁石」の精度を上げていくためにも

体の発育はとても重要なわけです。

消化し、吸収する力はセットなので、

例えばサプリメント類など精製され凝縮されたものを

体に無造作に投げ入れても、吸収力は成長しません。

大人でも、長年高濃度のサプリメントを摂ることにより

食品中の栄養素吸収力が低下してしまうことはままありますので

「飲むだけ」「とるだけ」「これだけで」

とうたうものにはご注意を。

なお、鋼の包丁、鉄鍋といった調理器具から

ミネラルを少しずつ摂っていたといいます。

風呂桶など生活用具から皮膚を通じて浸透したものも

少なからずあるようです。

鉄鍋がひとつあるといろいろ便利です。

春先にまだ冷たい海に入って摘んだ芽ひじきを

浜辺で大釜炊いて天日干しして仕上げていたものに比べ

現代のヒジキの鉄含有量が大幅に落ちてしまっていることからも

生活の変化が現代人のミネラル不足や

それに伴い起こり得る皮膚症状・ひいては成長不良に

影響していることも考えられます。

母乳に微量ながら含まれるべき亜鉛などのミネラルの不足は

赤ちゃんの発育にも影響することが考えられます。

特に授乳期間は必要量が増すため

肉、魚、大豆製品、乳製品、卵、と言ったたんぱく質を多くとり

野菜やきのこ、イモ類、海藻類、果物も多種多様に摂るといった

食事への心がけも量も必要度が高まっています。

赤ちゃんの肌あれがひどい、泣き止まない、

発育に不安、といった場合はぜひ

お母さんの食事も含め

先生や、栄養士にご相談になってください。

*扉の写真:夏の始まり皿うどん、トマトと鯖缶でたれを作り、かつお節もたっぷり。

アレルギー対応 · 栄養情報

骨を守り育てる。

パセリもカルシウム豊富。

春の花が順に咲いては散るのに見とれるうちに

気づけば新緑がぐんぐん風景を埋めていく季節。

皆様新学期や新年度のお疲れなど出ていませんか?

こんにちは。今日は「骨を守り育てるには」

というテーマでお話します。

骨を構成する成分は皆様ご存じのカルシウム。

腸の壁を通じて吸収されるのは、わずか25~30%といいます。

成長期や妊娠時、授乳時は骨量増加や赤ちゃんを育てる必要度に合わせて

吸収率はもう少し高くなります。といっても4割程度なのですが。

食べ合わせや食品によっても吸収されやすさが変わるので

いろいろな食品からカルシウムを摂取することが大切です。

2020年版日本人の食事摂取基準によると

カルシウムの推奨量は乳児が200~250㎎

2歳以下は男児450㎎ 女児400㎎ 3歳~7歳男児600㎎ 女児550㎎と

男児のほうが少し多いのです。

これが8歳~9歳、つまり小学校2~3年あたりで逆転し

11歳までは男児650㎎~700㎎に対し女児は750㎎となります。

一方12歳以降男子は1000㎎と大きく増加しこの後20代まで800㎎が続き

30代以降は女性より100㎎多い750㎎となります。

女子は12~14歳の800㎎をピークにその後74歳まで650㎎となっています。

この基準は、吸収率を含めて計算されているので、

食品のカルシウム含有量を足し合わせて、この数値を満たすとよいのですが、

大豆、大根葉、じゃこで無限カルシウムおかず。

だからと言ってカルシウム剤や、添加している食品で満たせばよい、というわけではなく

食品に含まれるほかの成分や、食べる・噛むといった食事を通じた腸管の活動のほか

食べる環境から受ける腸や脳のストレスからも影響を受けることを忘れてはいけません。

美味しく朗らかに安心した状態で食事をすることも大切なのですよね。

さて。何をどれくらい食べたら、この必要量を満たせるのか?

牛乳コップ1杯、ヨーグルト大さじ3杯、桜エビ大さじ1/2杯、乾燥ひじき大さじ1/2杯、

小松菜80g、ごま大さじ1/2杯 木綿豆腐1/2丁 さば水煮缶100g、豆乳200ml

とこれでだいたい1,100㎎になります。

お子さんの場合は食べられる分量が減るので、こういった様々な食品を食卓に載せて

取り合わせて食べることが大切です。

貝味噌汁に牛乳追加するとカルシウム吸収率アップ。

カルシウムは牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品や小魚・海藻・緑黄色野菜に多く含まれますが

先に申しました通り、食品の種類によって吸収しやすさが変わります。

乳製品は特有のたんぱく質の働きで吸収率が特に他の食品群より多くなるうえに

吸収率が低くなる青菜などの野菜類や、魚介類と一緒に摂ることで

全体のカルシウム吸収率を上げてくれる効果があります。

乳製品を摂れる方は、ぜひお料理に取り入れていただけるといいです。

アレルギーがあり、乳製品が摂れない、というお子さんの場合、

例えば先の食品の分量を全部半分にして豆乳は200mlとれば、

ヨーグルトと牛乳の分を差し引いても、カルシウム450㎎程度までは取れます。

ごま・干しひじき・小魚をミルで砕いたものと桜エビ・のりでふりかけを作ったり、

大根葉とじゃこの和え物や、青菜にかつお節をたっぷり和えるなどで追加しましょう。

豆腐は必ず木綿にする、おやつに小魚や昆布を食べるのもいいですね。

前回ご紹介しただしの工夫も、生まれ変わり続ける骨に

通奏低音のように効いてきますよ。

忘れてはならないのが、体が必要なものを必要なだけ

取り込もうとする力です。

あらゆる食品を取り入れることで、

消化吸収能力が育まれることです。

体が必要なものを取り入れる力そのものを育むのが

成長期である、ということを忘れずに、

食べられるもの、いただけるものを

食卓に載せる努力や工夫を怠らないことこそが

当方含め、保護者や食事調達を担える方たちが

心掛けられることなのかもしれません。

すみません、長くなりました。

どんなことでもご相談伺いたく思いますので

お問い合わせやご予約お気軽にお寄せ下さい。

ありがとうございます。

クッキング · 栄養情報

だしの恵み。

昆布水。冷蔵庫で2~3日もちます。

ご無沙汰しております。

クリニックにお越しの皆様と

時折開催していた交流会。

コロナ禍もあり

一緒に料理した頃が懐かしいです。

でも、長引くコロナ禍が明けるのを

お子さんの成長は待ってくれません。

月に一度藤谷クリニックで

栄養相談承っておりますが

離乳期から幼児期にかけての

お子さんの食の課題に

頭を悩まされている保護者の皆様に

いつもお伝えしているのが

簡単なだしの取り方です。

カツオやさば節のけずり粉末そのまま加えればいろんなミネラルがうま味に。

まずは昆布を水につけたものを

冷蔵庫に常備しておけば

みそ汁を炊いたり野菜を湯がいたりに

とっても重宝しますよ、

とお伝えしています。

その昆布水を火にかけたところに

写真のような

さば節やかつお節の

削り粉を加えれば

たまねぎやにんにくの皮、人参のへたなどゆがいた汁はとっても良いスープになります。

顆粒粉末だしの素と同じく

手軽に、かつ

天然素材での合わせだしの

出来上がりです。

そうそう、お味噌汁を作る際に

味噌を入れる前であれば

具に加える野菜のほかに

ブㇿッコリやアスパラなど

今まで別茹でしていた野菜のゆで汁に使えます。

だしで湯がくと、お野菜が色鮮やかなうえ

柔らかくなりますし

何よりうま味が入って美味しいこと。

ちなみに、骨の生成にも重要な

ビタミンDを多く含む干し椎茸も

昆布と同じく使う前日に

手ごろな容器で冷蔵庫で戻すと

うま味を最大限にひき出せます。

三枚目の写真は

カレーを仕込むかたわら

別鍋に野菜の皮たちと水を入れ火にかけ

しばし煮だしているところです。

玉ねぎの皮を始め食べないところも

実はミネラルや野菜固有のアミノ酸が含まれ

煮だした汁を煮込み料理に加えれば

お肉を柔らかくしたり

うま味を深めたりしてくれます。

よく炊いて柔らかくしたものを刻めば

ハンバーグなどの具材に混ぜたりして

ごみの削減&美味しさを両得。

健康にもよいですよ。

お子たちが一生の味覚を身につける頃から

天然の食材からの旨味の記憶を脳に

種々のミネラルを骨に取り込む力を

だしの工夫で養ってあげましょう。

だしは料理の通奏低音

食の名バイプレイヤー。

ご家族皆さまのご健康にも

きっとよい効果をもたらしてくれます。

アレルギー対応 · クッキング

お弁当に。手作りレモンハーブソーセージ。


幼稚園のお弁当や、
小学校でアレルゲンを避けるため
お弁当を持参される場合もあるかと思います。
小さなお子さんの毎日のお弁当作りは
忙しい中でなかなか手を抜けない作業。

市販のものは添加物やアレルゲンが気になるし
塩分が多すぎやしないかと思うこともままあります。
一定量まとめて作っておけないかなあ、と
考えてみました。
香味野菜やレモンで塩分控えめ
意外に簡単に
手を汚さずに作れる方法見つけましたよ。
ネギやしそ、パセリ、バジルなど
お好みの香味野菜をきかせて
お子さんにも薬味の良さを覚えてもらえるといいですね。

↓リンクをクリックして、レシピカードをご覧ください。
手作りソーセージ。

クッキング

夏のお楽しみレシピ、始めます。①甘酒と米粉のカスタード。

お好み冷凍フルーツなんかを添えて冷やしておきませんか?

皆様ご無沙汰しております、
学校や幼稚園も再開し
少し日常戻ってきておられますか?
夏休みの開始が今年は遅くなりそうですし
お弁当に良いノンアレルゲンレシピ集めたいなあ
なんて考えてますが

取り急ぎ
お楽しみのスイーツはいかがでしょうか。

オリーブオイルをサラダ油に替えても。

卵や牛乳の代わりに
甘酒、オリーブオイル、レモン汁で
夏の味に仕上がりました。
オリーブオイルの代わりに
サラダ油でもいけますよ。
カスタードクリームがあると
パンケーキやお菓子に添えたり
フルーツと合わせたりと
ちょっと特別感が出ますよね。
生クリームや卵、牛乳を使うより
低カロリーですから
大人のダイエットにも良いかも。

順にレシピを追加していきます。
お楽しみに。
↓クリックしてレシピカードを見てくださいね。
甘酒と米粉のカスタード。

クッキング

ステイホームウィークのレシピ。

鮭のみそマスタード焼

皆様、ご無沙汰しております。

お元気でお過ごしでしょうか?

コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言を受け

外出自粛を心掛けておられることと思います。

フライドポテトもお家で簡単に。
お子様も 保護者の皆様も

笑顔で過ごしておられますか?

買い物にも気を遣わねばならず

毎日の食事の支度も大変なことと思います。

のりオンリングなオニオンリング。

藤谷宏子先生とご相談して

ご家族で食を楽しんでもらえるレシピを

いくつか考えてみました。

卵・乳・小麦を使っておりません。

アーモンドミルクとマンゴーの取り合わせ。甘酒とバナナもいけます。

お好み焼きのお豆腐が使えない場合は山芋を多めに、

アーモンドミルクは甘酒やライスミルクにするなど

お子様のアレルゲンに合わせてレシピをご活用ください。
↓クリックしてくださいね。

ノンアレルゲンレシピステイホームウィーク

 

アレルギー · 栄養情報

ミネラル、どうやって?

同じテーマでリベンジ。6組ご参加いただきました。

こんにちは。
今日は先月と同じテーマで、
毎月の栄養指導日に合わせて
交流会を開催いただきました。
先月は大雨と
夏休み明け早々だったせいか
少な目のご参加だったのですが
同じテーマにもかかわらず
今月はたくさんお越しいただけました。
告知のお手間をおとりいただいた
クリニック受付さんと
藤谷宏子先生に感謝申し上げます。
禅問答のようですが・・

アレルギーの原因になる食品は
卵・乳・大豆など
体の成長に必要なたんぱく質を多く含む食品も多いですね。
当然ミネラルやビタミンも含みます。
鉄など、
赤ちゃんが体内に蓄積したが枯渇する
生後6か月以降離乳食を始めていくことで
食品から消化吸収する力をつけながら
体に必要な成分を取り込んでいきます。
その時期に特定の食品を避けることは
どうしてもミネラル不足が心配されるのも事実。
今日も、多くのアレルゲンを持つお子さんのお母さんが
貧血など心配で、とご参加くださいました。

大切なのは、とれる食品をこまめにとること
吸収を補完する食品を一緒にとること
なるだけあらゆる食品を食べて行くこと
貝や野菜の皮など
食べなくてもだしとして使えば
成分が溶出して摂取可能であることなどご紹介しました。

アレルギーがあることで
お食事に気を遣われたり
ご家族との兼ね合いもあったりと大変だけれども
その分手作りをされたり
お子たちが食べにくい食材も利用しようとされる工夫があったり
何より食に真摯に向き合う保護者の方の姿を示すことが
何より大切な食育と言えるかもしれない、とお伝えしました。

玉ねぎの皮や芯のだし調理法を紹介した時が
一番盛り上がったかな)^o^(
ご参加くださいました皆様、
ありがとうございます。
いつも拙い話でごめんなさいね。
また、交流会にご参加ください。
保護者の交流や息抜き、ほっとする会にできるといいな
と思っています。

アレルギー · アレルギー対応 · 栄養情報

エピペン講習/アレルギーっ子のミネラル摂取問題。/映画祭お誘い。

〇か、☓か?答えは・・

こんにちは♫
昨日からの大雨で
クリニックは少し静かだったそうですが
管理人がお邪魔した時は
待ち合い室、白熱してました。
しまった!今日はエピペン講習もあったのですね。
アドレナリンを瞬時に体内に入れるためのしくみ。針は本当は出ない仕組みになっています。

親子で参加され、
使い方を定期的に確認したり
救急への通報方法を練習したりすると
お子さんが本当に緊張されつつも
ひとつひとつ主義を体で覚えて行っている様子がわかります。
避難訓練や防災訓練と同じで
繰り返しやってみることって大事ですね。
デモ器でお子さんに実習の後は本物使ってぬいぐるみで練習。

藤谷クリニックでは
エピペンを処方されているお子さんのご家族と
定期的にこのような機会を持つようにしています。
是非ご参加ください。
手書きにしてみました。絵心ゼロが悲しいですが。

さて、栄養のお話もさせていただく交流会も
今日13時半から開催いたしました。
以前もさせていただいたテーマですが
これもまた繰り返しお話していきたい内容です。
離乳食や幼児食で
アレルゲン除去をしていると
たんぱく質や、鉄・カルシウムをはじめとする
さまざまなミネラル類を摂取できる食品が制限されるため
不足・欠乏しやすくなると考えられます。
その解決方法や考え方を
一行レシピ集と一緒にご提案させていただきました。
〇☓クイズも撮り混ぜてお話しました。
今日ご参加いただけなかった方向けに
来月も9月18日午後13時~もう一度
同じテーマでお話予定です。
是非ご参加くださいね。
9月7日大阪農芸高校にて映画祭開催されます。お子さんと是非ご参加ください。

それからこちらもお誘いです。
来たる9月7日土曜
堺市にある大阪府立農芸高校にて
オーガニック映画祭in大阪 
八回目の開催となります。
食に向き合い
農を考える
支える活動をされている方に出会えたり
ひたむきな高校生と出会えたり
小さな動物とふれあったり
農園ツアーにでかけたり
毎回素晴らしい企画です。
小さなお子さんをお持ちのご家族には特におすすめしたくて
この場をお借りし、告知をさせていただきます。

未分類

食べる意欲を育む離乳食・幼児食

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メモと資料コピーです。根拠となる書籍を知っていただきたくて。

お久しぶりです。
新年度スタートしましたね。
桜も今年は気候に守られて
長く楽しめそうです。
ゆっくり季節を楽しみましょう。

さて、今日は7組のご家族にご参加いただいて
久しぶりに交流会を開催いたしましたよ。
タイトルは表題の通り。
常日頃皆様とお話するなか
離乳食の悩みの深さ・多さにわが身を思いだし
さらにはここ最近の潮流を皆様に伺い
何か核となる考え方がないものかと
今回主題にしていただいた次第です。

離乳食をいつ始めるべきか
という議論については
藤谷宏子先生の方から次のようなお話がありました。
「生後6か月頃、赤ちゃんが家族の食事を見て
よだれが出てきたり、口をもぐもぐさせるなど
食べたいサインが出てきたら開始の合図です。」

母乳の分泌量や、お子の体の変化
栄養状態など
全ての要素において
6か月頃がベストなタイミングであることを
個体差を考慮しつつ
大きく集約できたなと思います。

参加者の皆様からは
食べてくれないのはどうして?
食べ過ぎではないかしら?
つかみ食べをさせてみてもうまくいかない
好き嫌いがひどすぎてどうしたらいいかわからない
などなど

やはりこの時期の食にまつわる悩みが深く大きいと感じました。
藤谷クリニックでは定期的に保護者交流会を開催しつつ
月に一度の栄養相談でもお一人お一人に寄り添い
お話を伺うようにしております。
今回の概要をご参考に
うちの場合はどうしよう、と
お気軽にご予約下さいね。

結びに
今日ご参加くださった皆様にお礼申し上げます。
そして、当方今日は写真を撮影し忘れ
会場の様子を
お伝えしきれなかったことをお詫び申し上げます。

以下は、当日のメモです。ご一読ください。

食べる意欲を育む離乳食、幼児食
≪はじめに≫
・多くの方が悩んでいる。一人ではない「食べない」「食べすぎる」「これでよいのか」
・食体験が後々まで影を落とす事実(過食・拒食・コミュニケーション障害・好嫌い・生活習慣病)

≪離乳食の開始時期について≫
・いつがよいか
①4か月以降なら可能 果汁やお茶は不要☞栄養価的・心身の発達のために乳汁・ミルクを優先
②6か月には開始を☞母乳分泌・児の消化管発達・脳の発達いずれにおいても重要な時点
・どう食べるか
1回☞2回☞3回☞4回☞5回・・・母乳&抱っこしてミルクは「よりどころ」

・何を食べるか/進める順番とその根拠
①でんぷん・・・唾液腺発達を促す
②緑黄色野菜・・・ビタミン・ミネラル摂取と消化管発達を促す
③蛋白質(植物☞動物)・・・発育に不可欠・鉄の欠乏を防ぐ
④脂質・・・吸収・分解能

・どう食べるか/五感を育む食事;手づかみ・色・香・音・テクスチャー・環境・胃袋を育てる空気

≪幼児期にも通じる食の関わり≫
食べないときには
・形状を見直す☞とろみをつける・繊維を切る
・体調を観察する☞よく動く 笑うなら大丈夫
・外に遊びに行く・・・全身動かし新鮮な空気を取り込む/笑う 
良く食べるときには
・食べている中身を確認・・・偏っていないか?
・どんどん体を動かす・・・才能を伸ばす
やってはいけないこと
・強いること・食べさせないこと・単純糖質ばかり与えること
やってほしいこと
・観察・一緒に食べる・大人が食を楽しむ姿を見せる ・台所はスタジアム 食卓は人生の楽園
美味しさ一工夫
・旬を知る 意識する・だし(複数の野菜/昆布/かつおだし☞削り粉だし)
・下処理の工夫 
①酒・みりんの使い方
②振り塩 肉と魚の違い
③霜ふり
④青菜に油一滴

アレルギー対応

災害時のアレルギー食の備え。

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アレルギー対応の保存用食品情報。先生や患者さん保護者の皆さんが長きにわたって集めてこられているもの。

こんにちは、
9月に入り早々に
台風襲来。
数十年に一度の規模で
大阪の被害も甚大なものです。
皆様におかれましてはいかがでしたか?
停電、浸水、破損など
あちこちで起きております。
心よりお見舞い申し上げます。

さて、去る8月29日水曜午後1時半~3時まで
藤谷クリニック恒例の保護者交流会
開催させていただきました。
テーマは「災害時の食の備え、アレルギー対応について」。

アレルギーのあるお子さんとご家族が
被災時に必要な知識を
藤谷宏子先生とともにお伝えいたしました。

先生からは、小さなお子さんでも
持ち出せる小さなリュックに
・アレルギーの頓服薬、
・エピペン(処方を受けている方)
・塩タブレット、
・キャンディやこんぺいとう、
・ゼリー飲料などを詰めておけば
アレルギー発症時のとっさの対応や
脱水・低血糖からお子さんを守ることができる
との具体的な提案をいただきました。
避難所はストレスやアレルゲン暴露の機会となりやすく
湿疹などアレルギー症状が出やすくなることが予想されます。
しばらく受診で気ない事を想定して
1週間ぶんは処方薬を余分に持っておかれることもお勧めします。
余分に処方してもらうよう、
受診時に、先生に申告くださいね。

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サインプレートのリーフレット。

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お子さんのアレルゲンをわかりやすく表示することで、周囲に協力していただくようにしましょう。

また、避難所などで配られる食品や
炊きだしの調味料にいたるまで
お子さんのアレルゲンが含まれないか
確認する必要があります。
「これ、お食べ」
とお子さんに手渡されることもありますから
お子さんにアレルギーがあること・
アレルゲン食品がわかるように
サインプレートをお子さんの胸に貼るなど
開示しましょう。
小さいお子さんは必ず保護者が確認してから食べるように
お子さんに話すことや
大きくなってきたら
自分でも確認をする力もつけていくことが
大切ですね。

災害発生から3日、1週間、1か月、と
時期によって、
居場所や対応は変容していくことが予想されます。
普段使いの食品を上手に備蓄し
消費した分追加するローリングストック法について
ご説明しました。
備蓄食品については
普通の食品は
最低3日分×家族分、が一般的です。
ですが、アレルギー対応食品については
1週間ぶんをお勧めします。
被災時に自治体や、学会・栄養士会など
関連団体から支給する準備もありますが、
皆さんのところに行きわたるまで
時間がかかることが予想されるからです。

その際にストックできる食品について
藤谷宏子先生や、保護者の方が収集された
アレルギー対応商品の写真や空き袋を紹介すると
参加者の皆さんが参考にと、写真撮影されていました。
会場では27品目を除去した
アレルギー対応クッキーを試食いただきました。
ネット等でまとめ買いもできますし
美味しいと評判なので
普段からストックされていてもよさそうですね。

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今回保護者の皆様に写真掲載ご許可いただきありがとうございます。お子様のお顔掲載は控えさせていただいております。

今回の台風でも
停電の影響の大きさが明らかになりましたね。
停電すると、冷凍・冷蔵庫・電子レンジは使えませんし
ガスも停まることが予想されます。
よって、熱源として、カセットコンロとカセットボンベ、
お湯をわかせるお鍋の用意をお勧めします。
お湯を沸かせると、インスタント食品・レトルト食品・
アルファ化米といった一般的非常食が利用できます。
今回はポリ袋を使って肉じゃがや、
ご飯をお米から炊く方法もご紹介しました。

↓ポリ袋で炊くごはんのレシピは下記ダウンロードください。
ポリ袋で炊くごはん
非常時持ち出し品や備蓄品といった
一般的な防災知識については、
大阪市が情報発信されています。
下記リンク先から、
わかりやすいリーフレットもダウンロードできますので
ご利用ください。
http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000248454.html

このほか災害発生時は
大阪市のホームページやアプリを通じ
積極的に集めて行かれることをお勧めします。

予想せず背中で受けるボール
ミットを構え
飛んでくることを予想して受けるボール
どちらがダメージが大きいかを考えると
やはり、日ごろから防災について
ご家族みんなで心構えをされることは
とても大切なことだと思います。